中国・韓国経済もかなり危なそう
現在ギリシャ問題が経済ニュースの花形になっていますが、
その影で結構とんでもない事が報道されています。
ひとつは中国。
シャドーバンキング問題でかなり注目を集めた時期もあり
ましたが、その後どうなっているのか分かりません。
あの問題は内々で処理できるといえば出来る問題ですから
大して痛みは無かったかもしれませんが、最近の大手不動
産のデフォルト、株式市場の急落、証券取引手数料3割引
など中国経済の”ヤバさ”が際立っています。
特に株式市場は6月に入ってから20%も下落しています。
もうひとつは韓国。
韓国の債務が公表していた数字より実際は3倍程度多い事
が発覚しました。
IMFから再三にわたり負債に計上すべき項目が正しくない
と指摘されていましたが、韓国はずっと無視していました。
最近では2014年3月に警告されてましたね。
ほとんどの主要国が採用している債務統計はIMFの2000年
基準ですが、韓国は1986年の基準を使っていました。
これによりIMFは国家債務統計から韓国を外していました
が、最近韓国は重い腰を上げ現状の基準で債務計上しまし
た。結果は2012年時点での韓国の債務は約78兆円。
これが韓国政府の公式発表です。
しかし…
これでもまだ計上するべき項目を隠していて、それらを加
えると約204兆円にもなると韓国のシンクタンクが結論
を出し公表しました。
日本の借金(約1000兆円)も話題になっていますので、
大した事無いんじゃない?と思うかもしれませんが、両国
の債務内容が余りに違うことを知ったらとても驚くと思い
ます。
なぜ借金大国の日本がいまだに経済的に世界から評価され、
ギリシャのように問題視されないのか?
日本の債務内容を知れば誰もが納得します。
これは次回に。